梅雨の季節に活躍！浴室暖房乾燥機について①

 

梅雨になり雨の日が続いていて、外に洗濯物が干せない、

室内干しだとニオイも気になる、とお困りの方は多いのではないでしょうか。

衣類乾燥ができる浴室暖房乾燥機を設置することで、そのような悩みが解決されるかもしれません！

また、浴室暖房乾燥機は、衣類を乾かすこと以外にも様々な機能があるのです。

常に水を使用する浴室は、乾燥させるために換気扇の存在がとても大切です。

最近は、換気以外の機能もついている浴室暖房乾燥機が注目されており、

浴室リフォームのひとつとして検討する方も多くなってきているのです。

ただ、便利だと思って取り入れたものの、

特徴や機能面を知らないまま使うとせっかくの効果を実感できない場合もあります。

導入前には、メリットだけでなくデメリットも知っておくことが大切です。

今回は、浴室暖房乾燥機について、メリット、デメリットも合わせてご紹介します。

 

 

浴室暖房乾燥機とは

浴室暖房乾燥機は、暖房や乾燥を目的として、

浴室の天井に埋め込んだり、壁に掛けたりする機械のことです。

暖房と乾燥の他にも、次のような嬉しい機能があります！

 

暖房機能

寒い時期には、入浴前に浴室内を暖めておくことができます。

また、浴室内、浴室ドアを開けておくことで、

脱衣所も入浴前に暖めることができるので、浴室の寒さも解消できますよ。

あらかじめ浴室を温めておくことで、ヒートショック対策にもなります。

・ヒートショックとは

暖かい居室と寒い脱衣所・浴室の温度変化が体に引き起こす影響のことで、

血圧が急変動したり、脈拍が早くなったりします。

冬場は特に、浴室・浴槽との温度差が激しくなり、高齢の方や血圧の高い方にはとても危険なのです。

 

乾燥機能

雨や雪、夜間など外に洗濯物を干せないときに、浴室が乾燥室となります！

乾燥機能は、［衣類乾燥］と［浴室乾燥］の2つの役割を担うことができ、

メーカーによっては、分けて記載している場合もあります。

ただ、選択するモードはどちらも同じで、

洗濯物を干せば衣類乾燥、洗濯物を干さなければ浴室乾燥となります。

・衣類乾燥

梅雨の季節や、秋の長雨など、外に洗濯物が干せない時期にも、

天気や気温を気にせず洗濯物を干すことができます！

室内干しでは、ニオイや居室の湿度が気になりますし、場所もとってしまいます。

お風呂場での衣類乾燥を使用することで、場所もとらず、湿気も気にする必要がなくなりますよ。

春先の花粉の季節にも、外干しせずに室内で乾燥できるため、

花粉症の方にも浴室暖房乾燥機での乾燥がおすすめです！

また、最近ではPM2.5や黄砂の飛来対策としても、

浴室乾燥機での衣類乾燥をされる方が増えているのです。

・浴室乾燥

浴室のカビ対策は、とにかく水分や湿気を溜めないことが重要です。

換気扇を回すのが一般的ですが、

換気機能は湿気を排気するだけなのでしっかり乾かすためには時間がかかります。

実は、換気だけしていてもカビは生えてきてしまうのです。

浴室乾燥機の乾燥機能は、換気と温風なので、

すばやく湿気が取り除かれ、カビ対策にも効果的ですよ。

 

換気機能

浴室内にこもった湿気やニオイを換気してくれます！

入浴後や掃除後など、湿気が溜まった後に使うことでカビが発生しにくくなり、

マンションなどの窓がない浴室でも湿気をぐんぐん排出してくれます。

また、カビの発生やニオイの発生を抑えるために、換気機能は欠かせません。

入浴後に換気機能で浴室の湿気や水滴を乾燥させることで、カビを発生させにくくできます！

浴室全体をしっかり乾かすためには、入浴後3時間～6時間は換気を行うようにすると良いですよ。

なお、特に湿度・気温が高くなる梅雨時から夏にかけては［乾燥機能］での乾燥がおすすめとなります。

 

涼風機能

暑い時期には、浴室の熱気が不快となることもあるかと思います。

涼風機能を使用することで、扇風機代わりに、爽やかな涼風を送ります。

涼しい風が流れる空間で、夏場の入浴でも快適・爽快に過ごせますよ。

 

 

次回は、浴室暖房乾燥機のメリット・デメリットについてご紹介します。