浴室の色選びのポイント①
浴室のリフォームでは、浴槽や壁面の色選びについて悩む方も多いのではないでしょうか。
自分の好きな色に決めるのも悪くはありませんが、好きな色という理由だけで決めてしまうと、
お手入れが大変な場合があったり、後悔する可能性もあります。
イメージと違ったから!と簡単にはやり直しは出来ないため、
リフォーム前に、失敗しない色選びをしっかりと考えることが大切です。
今回は、浴室リフォームの際の色選びのポイントについてご紹介します。
色の持つ効果について
『色彩心理学』という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
色彩心理学とは、好きな色によってその人が持つ心理状態を研究する心理学のことです。
『カラーセラピー』と呼ばれる心理療法がある程、色が人の心理にもたらす影響は大きいのです。
『カラーセラピー』は、色の力を利用して落ちこんだ気分を取り戻したり、
気持ちを落ち着かせることを目的としており、
このような色がもたらす効果を浴室に生かすことで、
リラックス効果などを高めるだけでなく、浴室の印象自体を変化させることが可能なのです。
色味の違いで雰囲気が変わる
色によってもたらす印象が異なるため、
当然、浴室の色によって私たちが視覚的に受ける印象も異なってきます。
広々とした空間を演出したいのに、圧迫感のある黒を選ぶと、
求めていた雰囲気とは違う仕上がりになってしまうことも。
色の持つ効果を知り、イメージとは違う仕上がりにならないようにしましょう。
全体のバランスを考える
色を選ぶ際は、浴室全体でのカラーコーディネートも重要です。
好きな色だけ組み合わせると、どこか落ち着きのない空間になってしまったという場合も。
色選びで迷った場合は、メーカーのショールームやホームページなどで、
組み合わせのシミュレーションを行うことをおすすめします。
また、意外と見逃されがちなのが、脱衣所や洗面所とのカラーバランスです!
これらと浴室のカラーに統一感を出す方法と、異なる色使いをするという方法がありますが、
意図的に選ぶということがとても大切になります!
浴室との連続性を重視する場合は、同系のカラーコーディネートがおすすめです。
また、それぞれを別の空間として仕切りたい場合には、あえて違う雰囲気で仕上げる場合もありますよ。
浴室単体で考えるのではなく、そこに続くエリアも一緒に考えるということがポイントとなります。
色の種類
浴槽や壁など浴室のパーツは、素材だけでなく色、柄など様々な種類があります!
同じ色でも、素材や模様が変わると印象が大きく変わりますよ。
シンプルで人気のあるホワイト系
浴室リフォームで人気の色が『白』となります。
白は、多くの人が清潔なイメージを持ち、嫌悪感を抱かれることも少なく、
シンプルで圧迫感がないことも魅力です。
また、開放的な広い空間に見える効果もあるのです。
お風呂では『リラックスしたい』と考える人が多いため、
落ち着きがある白い浴室は好まれる傾向にあり、人気色となっています!
また、お風呂の楽しみのひとつとして、
色のついた入浴剤を浴槽に入れて入浴する方もいるのではないでしょうか。
ホワイト系の浴槽の場合は、それらの色がはっきりと分かるため
『入浴剤を入れている』という実感ができますよ。
明るい印象のパステルカラー系
ホワイト系も明るくて感じの良い浴室ですが、
それに『柔らかさ』をプラスしたのが、パステルカラー系の色となります。
ピンクやイエロー、薄いブルー、グリーンなど、白では物足りない方におすすめの色です!
個性的な暗めの色
浴室はかっこよく暗めの色にしたい!という人もいるのではないでしょうか。
暗めの色は、高級な雰囲気になり、オシャレでスタイリッシュな印象があります!
ただ、浴槽に黒を使用すると、『お湯の色があまり綺麗に見えない』というのがデメリットとなります。
色つきの入浴剤を入れても分かりにくく、『浴槽は明るい色にすべきだった』と後悔する場合も。
また、暗い色の場合は、白い湯垢が目立ちやすく、しっかりお手入れをする必要があります。
はっきりとした原色
白を選ぶ人が多い中、青や赤、黄色、オレンジなど、鮮やかではっきりした原色は個性的となります。
浴槽、あるいは壁面の一部に取り入れることで楽しい空間になりますよ。
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