浴室リフォームって何ができるの？補助金は全員適用される？




 

浴室リフォームって何ができるの？

浴室リフォームでは、

①在来浴室からユニットバスへの変更

②ユニットバスからユニットバスへの変更

③浴室と洗面所の両方をリフォーム

といった大きく分けて3つのタイプに分かれます。

①の在来浴室からユニットバスでは、

浴室の床を滑りにくい材質にしたり、段差のないバリアフリー仕様にすることができます。

お子さんの多いご家庭や介護を必要とするご家族が居るご家庭では

このリフォームをすることで快適さを感じることができます。

工期は4～8日程かかります。

②のユニットバスからユニットバスでは、

最新の設備に変えることで節水効果に期待できたり、掃除の手間を軽減することができます。

こまめな掃除に手が周らない共働きのご家庭や節水を心がけているご家庭は

このリフォームをすることで快適さはもちろん

自分の時間や趣味、育児等に時間を使うことができます。

工期は2～6日程かかります。

③の浴室と洗面所の両方では、

2つの空間を一体の空間にすることができますし、きれいに生まれ変わることができます。

築年数の古い中古物件を購入した方や浴室と洗面所に劣化を感じる場合

リフォームをすることで工事費を抑えることができます。

工期は3～12日程かかります。

 

 

ユニットバスにはマンション用と戸建て用がある？

浴室リフォームを行う際、必ず目にするのが“カタログ“です。

これまでに浴室リフォームをしたことがある方であれば分かると思いますが、

ユニットバスのカタログでは“マンション用“と“戸建て用“の2種類があります。

結論から言うと機能面の違いはありません。

ですが価格とサイズ、ラインナップに違いがあります。

価格の違いでは、戸建て用のユニットバスの方が少し安価に設定されているのです。

サイズについては一戸建て用の方が

全体のサイズもユニットバス内の空間も大きくなるような作りになっています。

ラインナップについてはマンション用は種類は多いものの

どちらかというと値段のわりに安っぽく見えてしまう商品が多いです。

反対に戸建て用は種類は少ないものの

各メーカーが力を入れているため高級感のある商品が多いです。

マンションに比べて戸建ての方が浴室リフォームの需要があり、

広々とした空間が確保できていることで戸建ての方が良い商品に出会いやすいです。

ちなみに、戸建てに住んでいるからといって

マンション用のユニットバスが購入できないとかはありません。

浴室にこだわりがなく、コンパクトな浴室でも良いという方は

マンション用のユニットバスを戸建てに設置することができます。

 

 

浴室リフォームで補助金を受けられるの？

各自治体によって内容や額は異なりますが、

住宅の長寿命化を図れるリフォームに対して補助金が支給されるケースがあります。

浴室リフォームで補助金を受けるには条件があり、

国から補助金が出るのは、劣化対策・耐久性の基準を満たす工事・維持管理や

更新を容易にする工事および設備改修・省エネ性能を向上させる工事および

設備監修・可変性(共同住宅のみ)・バリアフリー対策(共同住宅のみ)を対象に

リフォーム工事費の3分の1が支給されます。

介護を目的とした浴室リフォームでは介護保険から補助金を利用でき、

利用者が要支援もしくは要介護認定されている、

改修する住宅の住所が利用者の被保険者証の住所と同じ、

利用者が実際に居住している、

利用者が福祉施設に入居していたり病院に入院していないということを対象に

支給されることがあります。

ちなみに、個人で経営している賃貸住宅は

バリアフリー化を目的とした浴室リフォームであっても補助金の適用は認められません。

補助金というのはあくまで個人の住居用住宅のために定められているものなので、

一戸建てはもちろんアパートやマンションの一室を購入して

実際に居住している方のみが補助金対象だということを理解してください。