内装のリフォームで気持ちを一新


 

外観をリフォームしたら、内装の傷みが目立ちはじめた…

そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。

１つキレイにすると他の老朽が目立ち、そこばかり気になってしまいます。

老朽を感じたら、それはリフォームの時期かもしれません。

 

 

クロスを張り替えて気持ちよく暮らす

家を建てて長い年月が経つと、内装が気になりはじめます。

中でも目立つのが壁です。

理由は目につく場所だから…また、白い壁が多いことも、汚れや古さが目立つ原因と言えるでしょう。

壁クロスは種類が多く、中でもリーズナブルなのが量産タイプです。

１度に大量に生産できることからこの名がつけられています。

織物調や石目調、和調などあり、同じように見えても１つ１つの表情は温かみがあるもの、

スッキリ見えるものなどさまざまです。

もう少しグレードアップしたものになると、不燃認定や吸収性を考えられたもの、

汚れにくい素材や放水や防カビなどあります。

これらは耐久性はもちろんのこと、機能性を考えて開発されたものです。

デザインも豊富で、シンプルな無地から花柄など柄物の他に光沢のある素材もあります。

リフォーム費用は6畳の広さだと5万円から8万円ほどです。

ソフト巾木の交換費用があれば、この費用に加えて8000円程度かかります。

 

 

床のリフォーム法

床のリフォームは、建物により違いがあります。

二重構造で張り替える方法や、

ベースとなる表面に接着し直につける方法、重ね貼りという方法もあります。

二重構造は防音性を考えた方法です。

下の階に音が響きにくいメリットがあります。

直に床を接着する方法は、フラットな表面につけるので安定感があります。

重ね貼りは、床の上にそのまま貼り付けるので、作業もシンプルです。

最も費用がリーズナブルなのもこのタイプです。

ただ、床の具合により施工がむずかしかったり、

段差ができるのが気になってしまうこともあります。また、ドアとのバランスも考えなければなりません。

床のリフォームは決まった時期はありませんが、老朽しはじめると一気に傷みが早くなることもあります。

そのため、定期的に様子を見て検討しなければなりません。

 

 

トイレをキレイに

トイレも水回りなので、老朽が気になる部分です。

内装のリフォームをする際は、いっしょに行うことを考えておくと良いでしょう。

トイレは商品のデザインと機能が良くなるほど値段が高くなります。

最もグレードが高いものは、節水機能や自動洗浄が便利な機能がついています。

節約できる上に清掃も楽になるので、リフォーム費用は高くなりますが、

長い目でみるとお得と言えるのではないでしょうか。

ハイグレードよりも機能は劣りますが、便座に暖房機能や温水洗浄、脱臭がついたものもあります。

節約機能はないものの、あるとうれしい機能ばかりで充分快適です。

また、費用を抑えたいと考えている人にぴったりのリーズナブルな商品もあります。

機能は便座に暖房がついているなどシンプルですが、見た目もスタイリッシュなものが多く、

便器がキレイになることで気持ちもリフレッシュします。

また、飲食店や企業で取り入れられている手洗いスペースつきのトイレも人気です。

スペースに余裕がないと施工がむずかしいですが、一般家庭でも選ばれています。

トイレ全体のリフォームにかかる費用は、グレードによりますが

安いもので15万円程度、高いものだと30万円くらいです。

 

 

外壁や外構のリフォームをすると、内装の老朽が目立ちはじめます。

すると、内装もリフォームしたくなるのが自然な流れです。

クロスや床、トイレが一新すれば住宅がよみがえったように美しくなり、過ごしやすくなります。

この先ずっと気持ちよく暮らすために、住宅を維持するために、

リフォームは大切なステップと言えるでしょう。