玄関アプローチで使われる素材の種類

 

玄関まで続くアプローチは、訪れるお客さんの目につきやすい部分です。

気持ち良く過ごしてもらうために、設計の際は心が和む素敵なデザインで迎えましょう。

また、平でない場合、つまずいて転倒するおそれもあります。

デザイン性に加え、安全性も考慮しましょう。

今回は、玄関アプローチで使われる素材の種類についてご紹介します。

 

 

1.玄関アプローチはバランスが大切

外構が素敵だと住宅のイメージもアップします。

玄関アプローチもデザインにこだわり、美しく仕上げたいものです。

玄関アプローチをデザインするポイントは、

外壁や門、フェンスやお庭、玄関のドアやポーチとのバランスです。

カラーや系統がバラバラだとまとまりのない印象に仕上がってしまうおそれもあります。

カラーや系統を揃えてベストなコーディネートに仕上げましょう。

北欧風なら北欧風、ヨーロピアン風ならヨーロピアン風、

和風なら和風にまとめると落ち着きます。

色鮮やかなカラーは見た目はきれいですが、周辺の環境に合わせることも大切です。

また、デザインは過ごしているうちに飽きがくることもあります。

長く使うために、定番のカラーを選びましょう。

月日が経過しても飽きることはありません。

 

 

2.玄関アプローチの種類

玄関アプローチで使われる素材は種類が豊富です。

敷石は四角、乱形など形状のバリエーションが豊富で選ぶ楽しみがあります。

ただ、雑草が生えるので、お手入れが必要です。

枕木は重量が重いものと軽いものがあり、敷石と組み合わせたデザインもあります。

レンガは温かみがあり、均一に仕上がるのがメリットです。

天然素材のほかに加工素材もあります。

土が原料のタイルは美しいデザインが魅力です。

ただ、雨の日に滑りやすいという問題点もあるので注意しましょう。

人工芝のアプローチは、ロール状と正方形、長方形などあり

玄関までの形状に合わせてカットできるのが利点です。

狭いスペースにも適しています。

砂利は踏むたびに大きな音が出るのがデメリットですが、

雑草が生えにくいというメリットもあります。

コンクリートは、滑りやすいという問題点もありますが、

お手入れに手間がかからないのが利点です。

また、比較的費用もリーズナブルに施工できます。

洗いだしは特有のざらつきがあり、滑りにくいのがメリットです。

このように玄関アプローチは種類がたくさんあり、

素材を選ぶ時は環境や状況に合わせることが大切です。

デザインだけで即決するのではなく、プロとよく話し合って決めましょう。

 

 

3.業績が豊富な業者を選ぶ

新築を建てる時、リフォームで玄関アプローチを決める際は、

優良な業者選びがカギを握ります。

1社だけ見てすぐに決めるのではなく、1つ1つよく比較しましょう。

また、費用で失敗しないために相場をチェックしておくことも重要です。

複数の業者で費用を確認すると、ある程度の相場が分かります。

ホームページの情報を確かめておくことも大切です。

業者はそれぞれ得意としている分野があります。

内装を得意としていて、外構の実績があまりないというより、

外構を得意としている業者を選ぶのがベタです。

素材を写真だけで見て、実際に玄関アプローチを施工したときに

イメージがぜんぜん違うという失敗例も少なくありません。

実際にチェックできる場合は、見て触れて確かめておきましょう。

見積りの内容もよく見ておきましょう。

費用は明確か、不透明な点がないかチェックを忘れてはなりません。

 

 

玄関アプローチで使われる素材は種類が豊富です。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、両方知ってトータルで判断し決めましょう。

また、費用の失敗をしないために、業者を比較することも大切です。

相場を目安にし、外構工事を得意とする業者を選びましょう。