種類が多くてもこれで失敗なし！壁紙の上手な選び方を解説

 

お部屋づくりの最大の楽しみの1つが壁紙選びです。

壁紙1つで部屋の雰囲気が大きく変わるため、理想の壁紙を選びたいですよね。

しかし、壁紙選びで困るのが種類が多すぎると言う点。

多すぎるが故に迷ってしまう、

機能もたくさんあるためにどれを選ぶのがベストなのかが分からない、

と言う方のために壁紙の選び方のコツをご紹介します。

 

 

壁紙の機能性→色の順で決めよう

壁紙というとつい色やデザインから選ぼうとしがちですが、

まずは機能性から壁紙の種類を決め、

その後色やデザインを決めるようにすると失敗が少なくなります。

壁紙には以下のような種類があります。

・ビニールクロス

・織物・布クロス

・珪藻土クロス

・紙・和紙

・不燃壁紙・無機質壁紙

・吸放湿クロス

このようにたくさんの種類がありますが、費用も異なります。

機能性がついた壁紙は高くなる傾向にあり、

ビニールクロスは安く抑えられる傾向があります。

そこで部屋によって壁紙を使い分けるのが賢い方法です。

例えば珪藻土クロスは調湿効果や空気清浄効果がありますが、

全室に貼ると予算オーバーしてしまう、という場合は

家族皆が使うリビングやアレルギーが心配な子供部屋に使ったりします。

また、トイレには消臭機能のある壁紙を使ったりと

部屋によって壁紙を変えることで壁紙の機能を活かした家づくりを実現できます。

部屋に合った機能の壁紙を選んだら色や柄を部屋の雰囲気に合わせて選ぶと

間違いない壁紙選びをすることができます。

 

 

天井と壁は変えるか?

壁紙選びをしていると疑問に感じるのが天井と壁では壁紙を変えるべきかどうかという問題。

実際にはおよそ8割の家屋が壁と天井では同じ壁紙を使用しています。

ですので、特にこだわりがない場合は壁と天井は同じ壁紙で問題ありません。

壁と天井の壁紙を変えると

・天井の色を壁紙よりも明るくすると部屋が広く感じられる
・天井の色を壁紙よりも暗くすると落ち着いた部屋の雰囲気になる

という効果が得られますので、天井を高く見せたい、雰囲気のある部屋にしたい場合は

壁と天井の色を変えるのがおすすめです。

 

 

アクセントクロスというデザイン性の高い壁紙もある

最近流行っているのがアクセントクロスを壁の1面だけなど

ポイントとして使って部屋のデザイン性を創り出す方法です。

アクセントクロスを使うことで部屋に奥行が出来たり、遊び心が生まれたりと

部屋の空間に個性を生み出すことができます。

アクセントクロスは特にルールはなく、自由な発想で演出方法を選べますので、

おしゃれな部屋にしたい、現代風なインテリアにしたい、

という場合には検討してみると良いでしょう。

 

 

実際にサンプルを見て選ぶ

壁紙は実際にサンプルを取り寄せて見てみるのがおすすめです。

白でも凹凸の入り具合が違っていると風合いも異なります。

実際に壁に貼ったらどんな感じか、お掃除しやすそうかなど、

イメージをわかせやすいので是非現物を見てみてください。

ただし、サンプルは非常に小さく、

実際に部屋に貼った状態をイメージするのは難しいので注意しましょう。

特にサンプルよりも部屋に貼った時の方が色が明るく見えるので、

色付きや柄付きの壁紙はイメージが難しいことを留意しておいた方が良いです。

 

 

機能性・デザイン性から壁紙選びを楽しんで

壁紙の選び方ご紹介しました。

壁紙はたくさんある分、デザインを見過ぎて訳が分からなくなった、というのはよくあること。

しかし、お部屋に合った機能性の壁紙を選んだ後にデザインを選ぶことでかなり絞り込みができ、

選びやすくなるのではないでしょうか。

壁はお部屋の印象に重要な要素となりますので、

お気に入りの壁紙を選んで思い通りのインテリアを作り出してくださいね。